income gain
インカム・ゲインは「運用で得た、使ってもいい収益のような気がする」といった心理(行動経済学で言う「メンタル・アカウンティング(心の会計)」のバイアス)がはたらく
金融機関も商品開発や商品の売り方で、顧客の心理的歪みを悪用している。
分配金を強調して顧客にとって損で売り手が得る手数料の大きな金融商品を売る手口は、行動ファイナンスの金融マーケティングに対する応用と考えていいが、経済理論の応用としては、異例なくらい大成功して収益を生んでいる。 はっきり言うと、日本の金融の世界では「インカムゲインは、カモを釣る餌」なのだ。
過去を振り返ると、かつての生命保険会社の運用における「直利志向」を代表として、インカムゲインに対する過剰評価はプロ、アマを問わず日本の資産運用をゆがめてきた。
個人投資家は「毎月分配型投資信託」のばかばかしさを思い出すといい
機関投資家が個人よりも立派かというと、そうでもなかった。
https://gyazo.com/1e9845a7452c4aed5f9fcef8f7889756
GPIFの説明資料ですらこれ